ID : 5568
公開日 : 2007年 12月 3日
タイトル
森林軌道を全線踏破 原村で探査会
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=9108
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写真:
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原村のむらづくり生涯学習推進委員会の「よみがえれ、八ケ岳森林軌道」専門部会(小川千里部会長)は2日、軌道探査会を開いた。4回目となる今回は約20人が参加し、総延長約19キロのうち南沢を除く森林
軌道を全線踏破した。この日は、原村中新田の「白山駅」から同村原山の「10キロ駅」までの5.5キロを探索。うち約1.5キロは山道を歩き、林の中を通るトロッコの軌道跡を探った。
同専門部会は1940年代に富士見駅(現JR富士見駅)と美濃戸御料地入り口を結んでいた木材搬出専用軌道「八ケ岳伐木事業富士見軌道」(総延長19キロ余)の歴史を地域づくりに生かそうと活動している。
今回はこれまで探査しなかった区間を当時、同軌道で作業をしていたという中村玄さん(77)=同村中新田=らとともに歩いた。同部会員が当時の写真や資料、地形などから導き出したルートに沿って歩くと、小川の両
岸を整備したと思われる石組みや、周辺とは地面の硬さが違う軌道跡、特徴的なヘアピンカーブの跡などが見つかった。
中村さんは「忘れかけていた当時の記憶が徐々によみがえり、とても楽しかった。森林軌道の歴史を探る取り組みに情熱を傾けている人がいることをうれしく思う」と当時を懐かしんだ。小川さんは「この軌道で働いてい
た人が元気なうちに、原村のトロッコの歴史を調べ上げ、村の文化財として子どもたちに受け継いでいきたい」と意欲をのぞかせていた。
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