ID　：　5481

公開日　：　2007年 11月24日

タイトル

昔ながらのおもちゃを見直そう」とドイツの木製玩具業者などを初出店

新聞名

北海道新聞

元URL.

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/62204.html

元urltop:

写真:

　

オーストリアの首都ウィーンの市役所前で始まった年末の伝統行事「クリスマス市」で、拳銃やナイフを模した玩具が、子供に悪影響を与えるという理由で、今年から販売禁止になった。その代わり、木製パズル など「懐かしのおもちゃ」が店頭に増え、人気をさらっている。 　市を主催するウィーン商工会議所は「暴力に頼る意識を幼い時に植え付けてはいけない」と、戦争や暴力に関連する玩具を販売しないよう、約百四十の出店業者に通達を出した。 　同時に「昔ながらのおもちゃを見直そう」とドイツの木製玩具業者などを初出店させた。店頭はサイコロ型の立体パズルや知恵の輪を楽しむ親子連れでにぎわっている。 　市の名物は、ラム酒や果汁などでつくるホットカクテル「プンシュ」。だが、近年、急性アルコール中毒で入院する若者が急増し、社会問題化したため、アルコール分ゼロで味がほとんど変わらない「新プンシュ」が登場し た。主催者はあの手この手で“非行防止”に取り組んでいる。

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