ID : 5145
公開日 : 2007年 10月27日
タイトル
瓦も使えば200万増 兵庫県産木材利用の住宅融資
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/kz/0000716805.shtml
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元urltop:
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写真:
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兵庫県は十一月から、県内産の瓦を使って住宅を建てる人を資金面から支援する。既存の制度融資に二百万円を上乗せして瓦の需要を喚起。南あわじ市などで作られ、県産瓦の大半を占める淡路瓦の産地を
活性化させる。
県産の木材を一定量使えば建築資金を低利融資する「県産木材利用木造住宅特別融資制度」を拡大する格好で実施。県産木材に加え、屋根などにも県産の瓦を使えば最大で融資額を二百万円増やす。
例えば、一戸の住宅に使用する木材のうち60%以上を県産材で賄った上、県産瓦も同時に使えば最大で二千二百万円の融資が低利で受けられる。
県産瓦の約95%は淡路島産が占める。淡路瓦工業組合(南あわじ市)によると、ピーク時の一九九二年には島内に二百二十二事業者があった。
しかし建築様式の変化などで需要は減少。近年は個人事業者の廃業が相次ぎ、現在は約百三十まで減っている。年間生産量もピーク時の半分以下の約一億枚まで減った。
同組合の町口福一専務理事(57)は「需要減に加え愛知の三州瓦などとの競争も厳しい。融資枠の拡大が需要増の追い風になることを期待したい」としている。(高森 亮)
県産木材利用木造住宅特別融資制度 兵庫県産木材の利用を促すため1985年に創設。住宅を建てる際、県内産の木材の使用量が全体の60%以上であれば2000万円、50%以上なら1500万円を最長25年返済、
金利2%固定の低利で融資。リフォームも対象で、30平方メートル以上使えば500万円の融資を受けられる。
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