ID : 4335
公開日 : 2007年 7月27日
タイトル
クリの木1000本傷だらけ 昆虫捕獲が目的?
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/07/20070727t23012.htm
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写真:
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青森県階上町の階上岳中腹の民有地で、植林したクリの木約1000本以上が、硬い金属のような物で傷つけられていたのが見つかった。幹をたたいて、カブトムシなどの昆虫を落として捕まえようとしたとみら
れる。材木として出荷を考えていた所有者は「せっかく今まで大事に育ててきたのに…」と、ガックリと肩を落としている。
所有者の地代所(じだいしょ)賢治さん(72)によると、2週間前に発見した。被害は10年ほど前に山の斜面に植えたクリ約1500本のうち1000本以上に及び、樹皮はめくれ上がり、大きな傷は長さ約40センチもあっ
た。
木々の根元には、カブトムシやクワガタなどをおびき寄せるため、昆虫用ゼリーを入れたネットも置かれていた。
地代所さんは「木を傷つけて樹液を出そうとした可能性もある。昆虫を捕獲して売る商売人の仕業ではないか」と推測する。
クリの幹の直径は現在10―15センチほど。地代所さんは、あと10年たったら材木として出荷しようと考えていたが、傷ついた部分は育たない上、節ができたりするため売り物にならなくなった。
「切るしかない。被害額は100万円前後か」と地代所さん。警察への被害届の提出を検討している。
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