ID : 4279
公開日 : 2007年 7月17日
タイトル
木材などの世界的な高騰が、じわじわと影響を及ぼしつつある
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw07072901.htm
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元urltop:
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写真:
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住宅、衣料品 新興国の経済成長の影?
一生に一度の買い物といわれる住宅にも、価格上昇の要因が潜む。永濱さんは指摘する。
「木材が、世界的な供給不足に陥って暴騰する危険があります。当然、住宅の販売価格も影響を受けざるを得ません」
日本は建材用の木材の大半を輸入に依存しており、主な供給源である東南アジアで違法伐採を防ぐために伐採が制限され始めている。さらに、主要輸入先であるロシアも、資源の管理を強化する名目で、09年までに
輸出関税を段階的に引き上げる方針を打ち出した。
同じく木材輸出国だった中国も、自国内で住宅需要が急激に拡大し、輸入が毎年膨らんでいる。代わってカナダなど北米からの木材輸入を増やしたいところだが、
「木材を運ぶ輸送コストが原油高でかさんでいる。切り替えとなれば、価格に転嫁される可能性は高まってしまう」(大手商社)と悩ましい。
現に、建材メーカーには、今年に入って木で作られるインテリア建材や床材の販売価格を引き上げる動きが出始めている。ゼロ金利解除から1年を経過し、住宅ローンの金利引き上げが相次ぐ。マイホームへのハード
ルは一段と高くなっている。
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