ID : 4269
公開日 : 2007年 7月13日
タイトル
屈斜路湖畔 国立公園100ヘクタール違法伐採 特別地域内 道警が捜査
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/37789.html
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元urltop:
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写真:
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開発行為や森林の伐採が規制されている阿寒国立公園の特別地域内にある釧路管内弟子屈町の屈斜路湖畔で、原生林が百ヘクタール以上にわたり大規模に違法伐採されていることが十三日までに分かった。
国立公園内でこれだけ大規模な違法伐採は、「聞いたことがない」(環境省国立公園課)という。道警が森林法違反(森林窃盗)などの疑いがあるとみて調べている。
道などによると、現場は、屈斜路湖岸北東に位置する原生林。東京都内の不動産業者らの民有地と国有地にまたがり、大半が国立公園・特別地域の第一種と第三種に指定されている。エゾマツやトドマツ、ミズナラな
どがほぼ皆伐されており、湖岸から十数メートルしか離れていない場所もある。中には道が指定した防風保安林約二十ヘクタールも含まれていた。
弟子屈町によると、二○○六年十月二十六日、パトロール中の環境省の自然保護官が自然公園法の許可を得ずに伐採作業をしている現場を発見。伐採の中止を命じた。その後、自然保護官の報告を受けて環境省と
道、弟子屈町が、合同で現地調査を行う一方、土地を所有する不動産業者らが今年二月までに、弟子屈署などに被害届を提出した。
道や弟子屈町などによると、伐採していたとみられるのは道東地方の木材会社で、首都圏在住の別の会社の社長が指示していたとみられる。
この会社社長は一九七五年ごろから現場付近の土地を売買したり、別荘用地の開発を進めていた。違法伐採は○二年ごろから行われていたとみられ、現場を見た木材業界関係者は、全伐採地の被害総額を数千万円-
一億円程度と推計している。
道警は、違法伐採のうち、○六年に伐採した国立公園・第一種特別地域内にある約三ヘクタールについて刑事責任を追及するとみられる。
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