ID : 4062
公開日 : 2007年 6月12日
タイトル
「企業の森」事業 14団体を認証
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=126406
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元urltop:
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写真:
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企業や団体がボランティアで森林保全をする県の「企業の森」事業で、県は11日、取り組みによる温室効果ガス、二酸化炭素(CO2)の吸収量を評価した第1回認証式を県庁で行った。
県の認証を申請したのは、企業の森事業に参加している27団体のうち、約半数の14団体。式には12団体が出席した。
仁坂吉伸知事は参加団体の代表者にCO2の吸収量を示した木製のプレートと認証書を手渡し「林業が苦しい現状にあり、(植林地の多くが)良い森になっていないのが悩み。参加企業の環境活動を認証し、活動の輪を
広げていきたい」と感謝を述べた。
認証制度は、参加企業の植栽で100年間に成長する木材量を推定し、植林が吸収するCO2を算出する。
認証した14団体の植栽面積は計63ヘクタール。試算すると、吸収量は100年間で約2万7500トンになり、55世帯(1世帯4人)の年間排出量に相当するという。
式後、認証を受けた紀陽銀行の滝川千秋常務取締役は「地元企業として地域のためになる活動を行いたいと考えている」、高野熊野世界遺産連絡会の玉置公良会長は「地球を守る活動として認証され、励みになる」と
それぞれ話していた。
企業の森事業は、森林再生や都市交流を目的に02年度に始まった。これまでに27団体が参加、活動面積は約136・9ヘクタールに上る。
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