ID : 3967
公開日 : 2007年 6月 1日
タイトル
築106年、顕證寺の修復完工/南さつま
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新聞名
南日本新聞
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元URL.
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=4717
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元urltop:
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写真:
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築106年がたつ顕證寺本堂(南さつま市加世田唐仁原)の修復が完工し2、3の両日、落成法要が行われる。101年前に建てられた鐘楼堂も修復。山門も新築した。
顕證寺は1878(明治11)年、浄土真宗本願寺派が大崎ケ浦説教所として開設した県内で最も古い浄土真宗の寺の一つ。本堂は浄土真宗の正式な本堂形式で、伝統木材建築の手法を用いて1901(明治34)年に完成
した。
03年完成の山門の瓦が自然落下するなど傷みが激しくなったため、2005年1月、修復工事に着工。高知県から宮大工グループ、京都府から瓦業者を招き、本堂と鐘楼堂は使えない木材だけを交換する文化財保護修
復技法で工事した。
本堂は、木材を雨水から守るため新たに屋根で覆ってから、屋根を解体。ジャッキで本堂全体を持ち上げて基礎部分を固めるなどの大工事で、完成までに2年4カ月を要した。
2日は午前10時の稚児行列で始まり、5代目となる藤直亮住職が継職法要をした後、福岡教区西嘉穂組正円寺の高石彰也前住職が記念法話。3日は法要や記念法話があり、午後3時半から記念式典が行われる。顕證
寺=0993(52)2705。
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