ID : 3940
公開日 : 2007年 5月30日
タイトル
地材地建を推進 鹿県内12団体が連絡協設立
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新聞名
南日本新聞
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元URL.
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=4687
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元urltop:
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写真:
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鹿児島県内で育成・加工された木材「かごしま材」の利用を進める12のグループが連携する「かごしま地材地建グループ連絡協議会」の設立総会が29日、県庁であった。研修会などで会員相互の情報交換を図
るほか、将来は地域間で木材を融通し合い「かごしま材」の消費拡大を図りたい考えだ。
近年、県内の林業や住宅建設業者は、木材価格の低迷や住宅の受注減などで苦戦を強いられている。このため県は2003年度から、地域の木材を使い地域の工務店が住宅を建設する「地産地消」の住宅版「地材地建
」を推進。06年度までに12の地材地建グループが発足した。
昨年、会員から「グループ同士が連携し、かごしま材の家づくりに関する情報交換や各種研修の場がほしい」との要望が出た。このため本年度に入って3グループの代表が発起人となり、連絡協議会の発足にこぎ着けた
。
初年度は鹿児島市で今秋開催される「かごしま木材まつり」に参加し「地材地建」をPRする。またホームページを開設して広く情報提供するほか、県木造住宅推進協議会などが主催する研修会で、互いの情報交換や資
質向上を図る。
総会には12の地材地建グループ代表らが参加。会長に発起人の1人で、かごしま材ネットワーク「匠の会」(事務局・鹿児島市)の福迫健代表(48)を選出した。福迫会長は「小さな工務店も互いに肩を組めば決して大手
に負けない。地域にはいい木材が眠っており、互いにやりとりすることで業界が潤う仕組みづくりにつなげたい」と話した。
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