ID　：　3638

公開日　：　2007年 4月26日

タイトル

愛媛県久万高原町で「古事の森づくり」・四国森林管理局

新聞名

日本経済新聞

元URL.

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070425c6b2500t25.html

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写真:

　

四国森林管理局は25日、重要文化財などの修理、修復向けに木を植樹し、育てる「古事の森づくり事業」を愛媛県久万高原町で実施すると発表した。将来、重文の松山城などの修理に必要となる大径長尺材な どを確保する。林野庁が進める同事業はすでに全国７カ所で実施しているが四国では初めて。 　対象となるのは同町のサル谷山国有林２ヘクタールで、ヒノキや松を植樹する。10月21日に記念植樹のイベントを開く。角智就同管理局長は「伐採できるのは200―300年先になるが、城の基礎となる土台に使ってい だだけるような木を育てたい」としている。高知県にも同様の森を作り、高知城の修理に使うことも検討している。 　同管理局は2007年度の事業計画も発表。木材は前年同期比14％増の63万5000立方メートル伐採するが、間引きなどで切り捨てにするものも多く出るため、立木の販売量は２％減、丸太は９％減となる。

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