ID　：　3350

公開日　：　2007年 4月　2日

タイトル

後継者育成が不可欠 県造林素材生産事業協組連が研修会

新聞名

宮崎日日新聞

元URL.

http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704020105

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写真:

　

県内のスギ丸太生産業者らでつくる県造林素材生産事業協同組合連合会（井上善治会長、６２社）は１日、「宮崎県の素材生産業をもっと良くする大会」を宮崎市佐土原町の佐土原総合文化センターで開いた。同 連合会として初の全県的な研修会。生産業者や行政関係者ら約１３０人が出席し、林業の現状や課題について意見を交わした。
　井上会長は「素材生産事業のビジョンを考える」と題して講演。３月中旬に明らかになった、製材最大手「中国木材」（広島県呉市、堀川保幸社長）の日向市進出計画にも触れ、「外国産材の価格高騰と相まって国産材が 注目を集めている」と分析。一方で「現場に後継者が育っていない。確保に向けて、賃金などの条件整備は不可欠」と課題を指摘した。
　全国林業研究グループ連絡協議会の田爪弥栄副会長を座長に迎えたパネルディスカッションもあり、参加者からは「公共事業の減少に伴い建設業で余っている人材の活用を」「環境への配慮を欠いてはならない」など の意見が出された。

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