ID : 3320
公開日 : 2007年 3月30日
タイトル
木材加工に象嵌技術導入
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新聞名
佐賀新聞
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元URL.
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=381540&newsMode=article
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元urltop:
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写真:
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木製品を製造、販売する伊万里市の「樹の森」(石井信子社長)は、岩手県工業技術センターが特許を持つ象嵌(ぞうがん)技術を導入した。木材の木口面に象嵌を施す技術で、石井社長は「小物類や記念品に使
っていきたい」と話している。
同技術は、材木を輪切りにした断面である木口面に象嵌できるのが特徴。作業方法も金型をプレスするだけと簡単で、和紙や写真など紙状の物なら何でもはめ込むことができる。堅い木材から軟らかい木材まで材質
は選ばない。県特許流通アドバイザーの仲介で特許実施許諾契約を結んだ。
同社は、木製のトイレットペーパーホルダーや電灯のスイッチカバーなどを製造しており、今後、象嵌技術を生かした製品を開発する計画。また誕生や結婚、昇進などの記念品にも活用する。
象嵌技術を使った初仕事として、4月7日に開かれる「伊万里ウオーク」の完歩証を受注した。古伊万里のつぼの形を象嵌で施し、千代紙などをはめ込んだもので、石井社長は「参加者に喜んでもらえるものができた」
と自信を見せる。
材料に建築材の端材を活用するため、コストは比較的安価。金型代(1―3万円)を考えなければ、1つ200円ほどで製造できるという。石井社長は「会社のロゴなどを象嵌で施した記念品なども提案したい」と意欲的
だ。問い合わせは同社、電話0955(28)2571へ。
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