ID : 3318
公開日 : 2007年 3月30日
タイトル
チェーンソーアート 「木の神様」に奉納
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=122325
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元urltop:
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写真:
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田辺市龍神村のチェーンソーアーティスト城所啓二さん(40)が4月1日、木の神様として全国の林業家らが信仰する和歌山市の伊太祁曽(いたきそ)神社に、龍の神を彫刻した作品を奉納する。地元で伐採され
た樹齢120年のスギの木を使い、龍神をイメージする龍を題材にした。龍神材のPR効果も期待されている。
同神社に祭られている五十猛命(いたけるのみこと)は、日本書紀で、日本中に木を植えて回ったと記されている。このため、全国の林業家らの信仰を集めている。
4月1日に営まれる、木の恩恵に感謝する「木祭り」に合わせて奉納する。これまでも毎年、えとを彫刻して奉納している。今回、信仰している人から打診があり、奉納することになった。
材は、龍神村龍神の産。古来「木が腐りにくく、割れや狂いが生じにくい」などといわれる新月の早朝に伐採した。創作にあたり、城所さんら関係者は同神社や熊野三山、玉置神社(奈良県)を参拝した。
根元の直径が85センチある。作品は高さ2・2メートル。勇ましさの中に優しさを含んだ表情の龍だという。30日まで3日間、約20時間かけて製作した。龍は、やり直しがきかない部分や一方向からしかチェーンソーを扱
えない部分が多く、難しいという。
材でチェーンソーアートに使わなかった部分は、龍神村の大工中村信一さんが建具にし、伊太祁曽神社の社務所の改築に用いている。
城所さんは「節がほとんどなく、色も美しい。なかなかこんな木を使う機会はなく、奉納することとともに名誉。日本中の木に携わる人たちが幸せになってほしいと願いを込めて彫刻した」と話している。
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