ID : 3121
公開日 : 2007年 9月 4日
タイトル
古民家建材を活用 徳島市の岡産業、環境ビジネス展開
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_118888884689&v=&vm=1
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元urltop:
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写真:
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古民家で長年使われてきた建築木材の活用を通して、徳島にリユース(再使用)の意識を根付かせたい-。合板や新建材を販売している徳島市南末広町の建材会社「岡産業」(勝田博英社長)が、八月末から「古
材」を使った環境ビジネスに乗り出した。古材販売を全国でフランチャイズ展開するヴィンテージアイモク(松山市)の県内加盟第一号店になり、全国共通の古材価格に基づいて事業に取り組む。
ここ数年、首都圏を中心に古民家の建築材を活用した店舗や住宅が増え、古材の趣を生かしたデザインや、癒やされる空間づくりが人気を集めている。
勝田社長(43)=同市富田橋一=によると、樹齢百年のヒノキの場合、伐採された百年後が最も強度が増すという研究報告がある。しかし、県内では円熟期に差し掛かった梁(はり)や柱の多くが、古民家の建て替え時
に廃棄処分されているのが現状。古材を木質ボードとしてリサイクルすることはあるが、リユースするケースはほとんどないという。
戦前の県内の古民家には、地元で伐採されたマツやケヤキなど、「古財」とも呼べる貴重な古材が数多く残っている。岡産業は県内での流通ネットワークを開拓し、古材買い取りを踏まえた解体工事の請負、古材を使っ
た住宅・店舗のプロデュース、古材や建具、民具の販売を展開する。
勝田社長はヴィンテージアイモクが認定する古材鑑定士と、財団法人職業技能振興会(東京)が認定する古材施工技術士の資格を所得。従来は骨董(こっとう)品と同じく値段がまちまちだった古材の価格や価値を適切
に判断する。
勝田社長は「古材は単なる建築木材ではなく、それぞれの家庭の思いや歴史が染みこんだ財産。古材の魅力を知ってもらうことで、県内に『もったいない精神』を広めたい」と話している。
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