臼が決まると巻き立て。
細い材木を立てて針金で竿に縛り固定する。
修羅が前にずれないように止め補子(ほご)を巻き立てに縛る。
そして手ごろな材木で前枕、中枕、後枕を竿に掛ける。
次に末口10cm ほどの直材を末先に三本並べる。
これを溝途(みと)という。
溝途から少し離れた個所に太い材、矢台をおく。
さらに溝途と 矢台の間に矢造(やぞう)を差し込む。
このとき矢台を振り合わ せて調節する。
溝途の両脇に溝途より少し太い材木、溝途脇を入れ、くさびを枕に打ち込むか、迫りを差し込んで矢台をとめる。
つづき