『おかしなインドネシア』
①常夏の国でサマーセール?
一体何を称してサマーというのでしょうか?
ここには雨季と乾季の二つしか季節がないのに・・・
寒い正月休みにギラギラ光る南国の太陽を求めて
バリ島へ渡る日本人観光客が多いです。
そんな方々はがっかりされることになるでしょう。
理由は日本の冬がインドネシアの雨季に当るからです。
4泊5日の旅行中毎日どんよりとした空を見上げて悔やみます。
『ギラギラした太陽はどこだ?、入道雲はどこだ?、金返せ!』、
・・・と。
運が悪いとこんなことになります。
暑い日本の夏に乾季のバリ島へ避暑に行くのが通なのです。
②乾季の雨?
ジャンビでは乾季というのに毎日どんよりとした曇天です。
お陰で森林火災による煙霧が今年は全くありませんでした。
煙霧のないジャンビは11年のジャンビ在で初めてです。
これは一体何の兆候でしょうか?
③乞食に恵むな?
昨日車の中でラジオを聴いていたら驚きの発言がありました。
『交差点にたむろする乞食に恵みを与えるのはけしからん。
与える者には罰金を課せ』
確かに彼等は乞食会社の社員として立派に正業である乞食を
営んでいます。
たとえ幼児でもお婆さんでもプロの乞食です。
しかし、そんなことは皆分かった上で恵みを与えていたでは
ないですか!
そうしなければ生きてゆけない可哀相な人、と無理やり思って
恵みを与えてきたのではないですか!
そうして自分が置かれた恵まれた生活に感謝をして若干の
優越感も味わったのではないですか!
それがインドネシアの誇るゴトンロヨン(相互扶助)の精神では
ないですか!、何を今更偉そうに正論を声高に言うのですか!
このごろこう云った輩が増えて嫌になります。
④スパイダーマン出現?看板に上に人間が貼り付いております。インドネシア版鳶職です。 でもよく見ると命綱を付けておりません。
最近のインドネシアは色んな意味でおかしな事が多いです。最近の日本はいかがですか?