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神谷のインドネシア点描

インドネシアの新聞切り抜

これはインドネシアの新聞切り抜きです。
この中で 1)2005年日本向け木材輸出額(量)が初めてマレーシアに抜かれたこと。
2)日本政府から合法伐採と環境に負荷を掛けない木材の輸出を求められていること。
と言う指摘がなされております。
でも…、ここからが話の裏です。
1)どうして森林面積の少ないマレーシアに森林面積の多いインドネシアが木材輸出量で   負けるのでしょうか?   少ない国が多い国に勝つ、不思議な現象です。
  考えられる原因は一つ。
  少ない国へ多い国から木が流れていることです。
  結果、少ない国は多い国となり、多い国は少ない国となる逆転現象が起きるのです。
  多い国の木材業者は多いはずの木材が無くなり非常に困っております。
    噂によりますとインドネシア政府が密輸入を止めてくれとマレーシア政府に文句を付けたところ、   マレーシア政府から密輸出を取り締まったら!…   と切り替えされたそうです。
     どうして密輸出が取り締まれないのでしょうか?   裏に警察より強い組織が隠れているのでしょうか? 2)日本政府から依頼が有った所為かどうかは判りませんが最近警察や軍、林野省の単独あるいは合同違法伐採   取り締まりチームによる伐採キャンプやトラック、バージ、そして原木使用工場への臨検が極めて厳しくなっております。
  しかし違法伐採かどうかを一体どのように判断するのでしょうか?    伐採時点でその木の素性を確認しない限り違法か合法かの確認は出来ないでしょう。
  それを輸送途中の原木や消費工場に入荷した時点で臨検してどうして判るのでしょうか?   神様でない限りその素性を見極めることは出来ないでしょう。
  結局は愚かな人間でも目で見る事が出来る部分、つまり本数や材積を検査することとなってしまいます。
  原木の寸検は100人やれば100通りの数字が出ます。
  直径を測る際、少し物差しを傾けるだけで1-2cmの差は簡単に出ます。
  彼等が寸検をして、その数字がドキュメントと合わないからと言ってこれが違法伐採と言えるのでしょうか?   雨期でただでさへ出材が少なくて困っているときに わざわざ取り締まり強化をしなくても良いようなものですが…、 マジに真摯な取り締まりをしてくれているのです。
・折角積み終わったバージを止めて臨検をします。
・トラックを止めて臨検をします。
・工場の土場でも臨検をします。
…臨検中の丸太は使えません。
 それなのに幾日も掛けてゆっくりと臨検してくれます。
小職は実際に林野役人の臨検現場を工場の土場で目にした事があります。
10時になれば事務所へ戻って来てタバコとコーヒー、3時になってもコーヒーブレーク… 工場が原木切れで止まりそうなときに目の前で幾日もこれをやられたのです。
原木が折れて2本になっておれば本数オーバー、寸検は違って当たり前なのに、ここをつつきます。
お陰で工場は目の前に原木があるのに原木ショートで止まりそうです。
そうなれば従業員は自宅待機、納期は遅れ、資金回転は狂い、コストは上がる、 メーカーにとっては泣いても泣ききれないお話です。
『違法伐採を理由に合法的にたかられる』…なんて笑い話が現実にならなければよいのですが。
    (小職の独り言)    適法伐採かどうかの判定を産地国に委ねることは、まさに汚職の新しい温床を創り出すだけです。
 当てにならない天然木に見切りをつけて、輸入材と植林木使用へ切り替えた方がましでしょう。
 植林木が足らないようであれば日本からODAで杉を輸出してあげたらいかがでしょうか?  花粉症も無くなり皆が喜びましょう。
 ジャカルタにて

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