読み | 万葉よみ:しきみ 現代よみ:樒(しきみ) |
ふり がな |
おくやまの しきみがはの なのごとや しくしくきに こひわたりなむ 大原真人今城 |
意味 |
山の「しきみ」の花の名のように、「しきりにしきりに」 あなたを恋い続けることでしょうか |
万葉集にはこの歌のみが詠まれている | |
樹木 解説 |
シキビ、コウノキ、ハナノキとも 呼ばれる。木理はやや粗。比重は0.67。高さ10m。直径30cm。散孔材。心材は淡紅褐色、 辺材は黄白色。心辺材の境界はあまり明瞭ではない。強さは中位だが、比較的硬い。清楚で 美しい木味を持つ材としては代表格。程度ので、枝葉に一種の香気がある。 |
関連 |
世界の木材 シキミ 木偏百樹 しきみ |
出展 | 巻20-4476 |