読み |
万葉よみ:李(すもも) 現代よみ:李(すもも)
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ふり
がな |
わがそのの すもものしなか にわふる
はだれのいまだ のこりたるかも
大伴家持 |
意味 |
あれは、庭のの李の花だろうか、それとも、
庭に降った淡雪(はだれ)が、まだ残っているのがそう見えるののだろうか |
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万葉集にはこの歌のみが詠まれている |
樹木
解説 |
李は春に、桃の花よりやや遅く、白い花を開くが、中国ではその美しさが桃李と並び賞される。
日本には最も古く 渡来した果樹で古事記や万葉集のころから知られている。
酸っぱいモモがスモモの名前の由来であるが、プルーンやプラムも同じ仲間である。
果実酒にも使われる。早春の寒い頃に白い花を咲かす。 |
関連 |
世界の木材 0992.すもも
木偏百樹 46.すもも |
出展 |
巻19-4140 |