読み |
万葉よみ:楝(あふち) 現代よみ:せんだん
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ふりがな |
ほととぎす あふちのえだに いきてゐば
はなはちらむな たまとみるまで
大伴家持 |
意味 |
ほととぎすが楝の枝に止ったなら、
花は玉となって散るだろうな |
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万葉集には4首の歌が詠まれている |
樹木解説 |
古くはれん・樗と書いて、アフチ・オウチとよんだ。香木のセンダンは、 ビャクダン科のビャクダン(白檀)のことで本種ではない。ケヤキ、キリの模擬材に用いられる。家具材のほか、 ラケットや下駄、琵琶の胴などに使われる。 |
関連 |
世界の木材 0186.センダン
木偏百樹 49.せんだん |
出展 |
巻17-3913 |