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万葉集の樹木

読み 万葉よみ:梓(あづさ) 
現代よみ:みずめ

ふり
がな
おきていかば いもはまかなし もちていく 
あづさのゆの ゆづかにもがも 
読人しらず

意味 このまま家に妻を置いて自分が行くのは恋しくてならないう。
せめて妻が、私の持って行く梓の弓の弓束ででもあればよいのに。

  万葉集には33首の歌が詠まれている
梓弓の語は、引く、はる、音、いるなどの枕詞とされた。

樹木
解説
カバノキ科。落葉高木。日本特産の樹である。カンバの一種だが、カンバのうちでは南方系で、本州、四国、九州の山中に分布する。あまり大径木にはならない。
枝葉にサロメチールのにおいがあるので、別名ヨグソミネバリとも呼ばれる。
散孔性。
また、若い樹皮や材の外観がサクラに似ていることから銘木界ではミズメザクラと称される。家具や内装材にはサクラの名前で使われることが多いが、現在真正のサクラはほとんどないと思われる。なお、昔に梓(あずさ)弓といって、弓をつくったのは、このミズメであろうとされている。

関連 世界の木材 0145.ミズメ
木偏百樹 5.あずさ

出展 巻14-3567
中川木材産業のビジネスPRその1   取り外し簡単な「フリーフェンス」、ページはコチラです。(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )

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