読み |
万葉よみ:為垂柳(しだりやなぎ) 現代よみ:枝垂柳(しだれやなぎ)
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ふりがな |
はるされば しだりやなぎの とををにも
いもはこころに のりにけるかも
柿本人麿歌集 |
意味 |
春になると、枝垂柳が芽をふいて、枝がしなってくるように、私の心がしなうほどに、あなたはは私の心に乗っりかぶさっている。 |
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万葉集には37首の歌が詠まれている |
樹木解説 |
枝垂柳は枝が下に垂れるのでこの名がある。柳といえばこの枝垂柳を指す。別名糸柳(いとやなぎ)。新芽がわずかに出た頃は、芽張柳(めばりやなぎ)とも称される。 |
関連 |
世界の木材 ヤナギ
木偏百樹 やなぎ |
出展 |
巻10-1896 |