読み | 万葉よみ:藤(ふぢ) 現代よみ:藤(ふじ) |
ふりがな |
こいしけば かたみにせむと わがやどに うゑしふじなみ いまさきにけり 山部赤人 |
意味 | 恋しかったなら形見にして眺めようと、私の家に植えた藤の花が、今咲いている |
万葉集には26首の歌が詠まれている | |
樹木解説 | 藤が、薄紫の長い花房を垂れて群れ咲く姿を藤波という。この時季の藤は優美にみえるが、反面、松などの樹木に蔓がまきつき葉を繁らせた夏の姿は凄まじい。 |
関連 | 世界の木材 0614.フジ |
出展 | 巻8-1471 |