読み |
万葉よみ:椿(つばき) 現代よみ:藪椿(やぶつばき)
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ふりがな |
こせやまの つらつらつばき つらつらに
みつつしのはな こせのはるのを
坂門人足 |
意味 |
巨勢山(こせやま)のつらつら椿。その椿を見ながらつくづくと偲(しの)ぼうよ。椿の花咲く巨勢の春野を
つらつら椿は花盛りの頃の椿が点々と連なる様とも、椿の木が並ぶ様とも解されている。 |
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万葉集には9首の歌が詠まれている |
樹木解説 |
椿は春を代表する木という意の国字。海石榴(つばき)の字を当てた歌もある。 |
関連 |
世界の木材 ヤブツバキ
木偏百樹 つばき |
出展 |
巻1-54 |