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栴檀の林に入る者は染めざるに衣自ら香し
せんだんの はやしに いるものは そめざるに い おのずから かんばし
びゃくだんの木は香気が強いので、その林に入ると、着た物ににおいがしみついて、それと知れるようになる。良い環境や影響のある場所にいることで、意識的に努力しなくても自然と良い特性や影響を受けることを表しています。よい環境に育てば自然にその感化を受けるたとえ。
利用例
・「栴檀の林に入る者は染めざるに衣自ら香し」の精神を持って、良い環境に身を置くことが大切であることを教えてくれます.