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棕梠の木千本長者のうち
しゅろの きせんぼん ちょうじゃの うち
壱岐のことわざ、しゅろの皮は農具船具などに用途が多く、これを屋敷や畑のくろに植えておけば、便利のうえに収入も多い。棕梠の皮は農具船具などに用途が多く、これを屋敷や畑のくろに植えておけば、便利のうえに収入も多いという意味があります。この諺は、棕梠の木が多く生える壱岐島で、棕梠の皮を利用して収入を得ることができるということから生まれたものです。また、この諺は、一つのことを繰り返し行うことで、大きな成果を得ることができるという意味も含まれています。例えば、何かを成し遂げるために、一つのことを繰り返し行うことが求められる場合に用いられます。
利用例として
・「この仕事は、棕梠の木千本長者のうちのように、地道な努力を積み重ねることで、大きな成果を得ることができる。」
・「棕梠の木千本長者のうちのように、日々の努力を怠らずに、着実に目標に向かって進んでいきたい。」