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阿呆の鳥好き貧乏の木好き
あほうの とりずき びんぼうの ぼくずき
趣味もその人の境遇、環境によるものだ。
愚かな人が鳥を愛して飼ったり、衣食に事欠く貧乏人が木を愛玩したりするのは、無用の物好きであることから。また無益な趣味に没頭する人を馬鹿にして言うことが多い。
最近では、一般的には人が愚かであるとか、価値が低いものを好むことについて揶揄する意味も出て来ている。
例文
:
「なぜかあの人は阿呆の鳥好きで、良い条件の仕事を断ってしまった。」
「阿呆の鳥好き貧乏の木好きな態度では、将来成功することは難しいだろう。」
「彼は阿呆の鳥好き貧乏の木好きで、なかなか成長することができない。」