円地文子の小説に出てくる樹木(元資料)

樹種	箇所
ウメ	15
ブドウ	8
サクラ	8
モモ	4
ハゼ	4
アンズ	4
リンゴ	3
カキ	3
シタン	2
ボタン	2
ビワ	2
マツ	1
ボタンキョウ	1
ヒノキ	1
ナシ	1
カバ	1
クワ	1

元樹種	小説名	ページ	掲載樹種	掲載言葉
アンズ	女坂	88	杏色	光は散らず杏色に靄って
アンズ	女坂	200	杏子色	いつも杏子色に明るんでいたのが
アンズ	女坂	208	杏子色	同じような杏子色の電灯の光は
アンズ	女坂	208	杏子色	雪に映えて杏子色に輝き
ウメ	女坂	24	梅	二人は梅、桜といいたいほど
ウメ	女坂	27	梅	須賀という娘が「梅の春」を踊るというので
ウメ	女坂	142	梅	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
ウメ	女坂	142	梅	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
ウメ	女坂	142	梅	樹の中には
ウメ	女坂	142	梅	野梅が最も多く
ウメ	女坂	143	梅	梅の実拾い
ウメ	女坂	143	梅	一番大きい梅の樹の二つに
ウメ	女坂	143	梅	一番大きい梅の樹の二つに
ウメ	女坂	143	梅	その青梅を落す日だった
ウメ	女坂	145	梅	落ち散った梅の葉を掃きよせはじめた
ウメ	女坂	146	梅	須賀は梅の樹に手をかけたまま
ウメ	女坂	154	梅	小さい梅の毛虫を
ウメ	女坂	220	梅	庭の白梅の蕾をふくらせていた
ウメ	女坂	220	梅	日の影が梅の古木を墨絵のように
カキ	女坂	41	柿	柿、林檎、梨、葡萄などの果樹園が野菜畑と
カキ	女坂	142	柿	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
カキ	女坂	142	柿	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
カバ	女坂	63	樺色	広間の入口に樺色のこまかい
クワ	女坂	42	桑	新しい桑の鏡台や
サクラ	女坂	24	桜	二人は梅、桜といいたいほど
サクラ	女坂	39	桜	若いころ吉原の夜桜で見て
サクラ	女坂	74	桜	曇り日の桜のように
サクラ	女坂	88	桜	咲き満ちた桜だけが
サクラ	女坂	88	桜	その満開の桜の傘の下を
サクラ	女坂	98	桜	桜の花びらのような
サクラ	女坂	98	桜	桜の花びらのような
サクラ	女坂	142	桜	西洋種の桜や林檎の樹をとりよせて植え
シタン	女坂	81	紫檀	台ランプの側の紫檀の小机に片肘をつき
シタン	女坂	170	紫檀	紫檀の机にもインク染みがついて
ナシ	女坂	41	梨	柿、林檎、梨、葡萄などの果樹園が野菜畑と
ハゼ	女坂	142	櫨	家が黄櫨方の武士だったので
ハゼ	女坂	142	櫨	一部を担っていた黄櫨爉の原料として
ハゼ	女坂	142	櫨	黄櫨畠を幼いころから
ハゼ	女坂	142	櫨	そのためか黄櫨ばかりでなく
ヒノキ	女坂	42	檜	芳しい檜の匂いをふりまいて
ビワ	女坂	142	枇杷	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
ビワ	女坂	142	枇杷	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
ブドウ	女坂	41	ぶどう	柿、林檎、梨、葡萄などの果樹園が野菜畑と
ブドウ	女坂	41	葡萄棚	その果樹園の葡萄棚の手前に
ブドウ	女坂	43	葡萄	こんな青い葡萄の甘いのは
ブドウ	女坂	43	葡萄	頭の上に下っている葡萄の
ブドウ	女坂	43	葡萄棚	果樹園の葡萄棚の緑のぎざぎざした葉の下に
ブドウ	女坂	43	葡萄	須賀は葡萄の房をもいで
ブドウ	女坂	43	葡萄	葡萄の棚を透して来る
ブドウ	女坂	44	葡萄	二人の少女は葡萄をもぎりあって
ボタン	女坂	52	ぼたん	かたい牡丹の蕾の嫩緑の宝珠がある
ボタン	女坂	55	ぼたん	開いてゆく花瓣の多い大輪の牡丹のように
ボタンキョウ	女坂	142	ぼたん杏(スモモの栽培品種)	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
マツ	女坂	61	松	短葉松を植えた向うに
モモ	女坂	100	桃	白い桃のように
モモ	女坂	142	桃	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
モモ	女坂	142	桃	大きい桜桃や
モモ	女坂	142	桃	この空地に、梅、桃、枇杷、ぼたん杏、柿などの
リンゴ	女坂	41	林檎	柿、林檎、梨、葡萄などの果樹園が野菜畑と
リンゴ	女坂	142	林檎	西洋種の桜や林檎の樹をとりよせて植え
リンゴ	女坂	142	林檎	真赤な林檎の実るのを