鷺沢萌の小説「葉桜の日」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1990年、文庫本におけるページ数は198ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
25 |
チェリー |
チェリー材 |
チェリー材の大きなテーブルの上に |
31 |
サクラ |
桜 |
「ん、桜。夜桜。綺麗だなと思って・・・」 |
31 |
サクラ |
桜 |
桜の木は、六分咲きといったところ |
31 |
サクラ |
桜 |
薄桃色の塊にしか見えない桜の花が |
38 |
サクラ |
桜 |
桜が満開になったころ |
42 |
サクラ |
桜 |
夜風に桜の花びらが踊らされていた |
43 |
サクラ |
桜 |
満開の桜の上には |
45 |
サクラ |
桜 |
桜の匂いを含んでさまよう |
45 |
板木 |
板木 |
板木や葦簀でまわりを囲まれた |
45 |
木製 |
木製 |
木製の車輪が見えていて |
53 |
板木 |
板木 |
板木の壁がピリピリと震える |
56 |
サクラ |
桜 |
桜はただせさえ儚い命をアスファルトの上に散らし |
74 |
サクラ |
桜 |
桜は全部ちってしまうだろう |
104 |
緑 |
緑の芽 |
やがて緑の芽を吹いて |
104 |
サクラ |
桜 |
窓の下に見える桜はとうに散っている |
116 |
葉 |
葉 |
枝からは新しい葉が出はじめている |
116 |
葉 |
葉 |
葉は枝いっぱいに繁って |
116 |
裸木 |
裸木 |
春になれば裸木はまた新しい花を咲かせるのだ |
116 |
サクラ |
桜 |
桜も全部散って |
葉桜の日