日本全国の原野や川の土手、海岸近くに普通に見られるということですが、探すと意外に見つからない木です。果実は楕円形の液果で秋に熟すると鮮紅色となり美しい。懐石料理などで赤い5-8ミリの細長い実がてできたら、クコの実だと思って間違いありません。昭和40年ごろ、婦人週刊誌などに取り上げられ、枸杞酒を飲めば元気が出る、クコの葉は万病に効くといわれて、日本中で大ブームとなり、一種のクコ・ブームがおきたことがあります。