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人面桃花
じんめんとうか
美女のおもて(顔)と桃の花。
・以前美女と出会った所に行って
も、今はもうその人に会えないという場合に用いられる。また、内心思い
ながらも、会うことのかなわない女性をいう。<故事>中国唐の詩人崔護さ
いごが、桃の花が咲く所で美女と出会い、忘れられずに次の年に再びそ
こを訪れたが、その人の姿は見えなかった。そこで、「去年の今日此この
門の中うち、人面桃花相応じて紅くれないなり、
・
・
・」の詩を残して去った
という故事から。
●出典は、『本事詩(ほんじし』情感じょうかん
●表現としては、「人面桃花の悲恋」など。