v11.0
空を飛んだ木 カント Z.1018 レォーネ
カント Z.1018 レォーネ
- 生産国
- イタリア
- 開発年
- 1939年
- 種別
- 爆撃機
- 名称
- カント Z.1018 レォーネ
- 英文
- CANT_Z.1018
- 本機の写真
- 内容
- イタリアが第二次大戦中に生んだ最も美しい爆撃機と言われています。1939年10月9日に初飛行した原型は木製胴体でしたが、木材が重く、エンジンが1000馬力程度と非力だったために想定された性能を発揮できませんでした。しかし1941年になってピアッジョ社とアルファロメオ社が1,350馬力のエンジンを完成させ、搭載すると計画どおりの性能を発揮できるようになりました。量産型300機をカント社へ発注しましたが、量産開始にもたつき、そうこうしているうちに連合軍の爆撃が激化したため機体・エンジンとも生産工場が操業不能となりました。そのため終戦までに生産された機体はごく少数になりました。レオーネは伊語で「ライオン」の意味。
- 幅
- 22.5m
- 長さ
- 17.6m
- 重量
- 8800kg
- 速度
- 525km/h
- 航続距離
- 2200Km
- 構造
- 木製 後 胴体金属
- その他
- ---
- 翼
- 低翼
- 機関砲
- 7.7mm機銃×2(胴体側面窓)、12.7mm機銃×3(前方固定、後方上部、
- プロベラ数
- 3葉
- エンジン
- 2発 P.XII RC35(1,350馬力)×2 /P.XII RC35(1,350馬力)×2
- 乗員
- 5名
- 生産数
- 15機
- 動画
- 参考リンク
- https://ja.wikipedia.org/wiki/Z.1018_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
http://military.sakura.ne.jp/world/w_z1018.htm
- 参考書籍・資料
- 「軍用機パーフェクトBOOK(コスミック出版)」
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