v11.0
空を飛んだ木 VEF I-16
- 生産国
ラトビア
- 開発年
- 1940年
- 種別
- 戦闘機
- 名称
- VEF I-16
- 英文
- VEF_I-16
- 本機の写真
- 内容
- 小型カメラ『ミノックス(Minox GmbH )』で有名なのがラトビアを代表する機械メーカーのVEF社が開発した単座の試作戦闘機。1936年か秋から設計を開始しましたが、チェコ製エンジンの到着を待ったために、原型機の初飛行は1940年春になりました。機体は木製合板張りで、主脚は流線形の覆いを取り付けた固定式。量産型は引き込み式に変更される予定でした。機体とコックピットが別々のユニットとされており、迅速な修理が可能でした。初飛行の際、エンジン不調で不時着し、その修理中にソ連軍が侵攻しました。後にドイツ軍がラトビアに侵攻し、ドイツ軍の管理下で飛行試験が続行されました。結局原型機1機が造られただけに終わっている。
- 幅
- 8.23m
- 長さ
- 7.3m
- 重量
- 1540kg
- 速度
- 483km/h
- 航続距離
- 805Km
- 構造
- 木製合板張り
- その他
- 固定脚
- 翼
- 低翼
- 機関砲
- 7.62mm機銃×2(胴体内)、20mm機関砲×2(主翼下)
- プロベラ数
- 2翅
- エンジン
- ヴァルター サジッタI-SR空冷V型12気筒 520馬力×1基
- 乗員
- 1名
- 生産数
- 1機
- 動画
- 参考リンク
- https://ja.wikipedia.org/wiki/VEF_I-16
http://military.sakura.ne.jp/world/w_vef16.htm
- 参考書籍・資料
- 写真は「軍用航空機データベース」(T-keyさん製作運営)のご厚意で利用させていただいております。「軍用機パーフェクトBOOK(コスミック出版)」「世界の軍用機図鑑1521(コスミック出版)」
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