日本万国博覧会と木

アラスカ州館 

参加申し込み・表明 1969年6月24日

館のテーマ
アラスカ―自然との調和
木とのかかわり
 アラスカ州館で最も観客の目をひきつけたのは、館の横に立っていた世界一高いトーテムポール
館スタンプ
イラスト鳥瞰図

高さ 39メートル60、重さ 4トン、世界一高いトーテムポールであった。米国カナダでのトーテムポールはウエスタンレッドシーダーを使うが常で、これもそう。ただ鉄骨材 10トンで補強していた。
このトーテムポールは、アラスカインディアンのトリンケット族が、万国博に出展するために 10 数人がかりで半年かけて完成したものであった。口をあけた人間、鳥、カエル、クマ、クジラなど約 20 種類のものが彫刻され、川、山、空の神を表現したトリンケット族の信仰を象徴するものであった。

館の外装は製材したままのようなあらびきのウエスタンレットシダーを縦張りに使っている。
展示館内部は高さ 6メートル20の皮つきのアラスカ産丸太が随所に並べられ、その間にはく製動物を主体にした展示がされていた。
床はエゾ松板のフローリング、高さ 6メートルシカスプルース原木丸太をそのまま展示20本の皮つきのアラスカのシトカスプルースなどの丸太が随所に並べられていた。、

館の建築データー (面積関係の単位は平方メートルです)

敷地面積 建築面積 高さ 延床面積 主要構造 収容人数 設計 施工 管理
1440 614
524.5 鉄骨造、テント張り - ハーブ・ローゼンタール建築設計事務所 大林組 アン・パーク・コーポーレーション
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