チェコスロバキア館 
参加申し込み・表明 1968年6月29日 
- 国旗
 
- 館のテーマ 
 
-   人類が求めるよりよき未来の道  
 
- 木とのかかわり 
 
-   耐水ベニヤ仕上げの T 型梁の 2 層ラメラ
 
- 館スタンプ
 
-   
 
チェコスロバキアのパピリオンは毎回人気があり、前回モントリオール万博(1967年))の博覧会でも人気投票で一位になっていました。最先端のマルチメディア展示や芸術性の高い映像・音楽表現が話題を呼び、来場者が長蛇の列をなすほどの人気を集めました。社会主義国の枠を超えた自由で創造的な展示が、多くの人々に強い印象を与えました。
今回(1970年 )は平屋の建築ですが、独特のデザインです。
  タイプⅠ耐水合板仕上げの T 型梁の 2 層ラメラで、その 2層の組合わせによって建物の芸術的効果を表現していました。ラメラ構造というのは、高さのある梁をT 型梁を連続して格子状にした棚のようなもので、泡コンクリートの部材でできていました。外見上はこのラメラ構造とガラスのみの建物に見えます。
  V.コンパーネク作の「現代の木彫り」などの作品が展示されていました。
館の建築データー  (面積関係の単位は平方メートルです)
      | 敷地面積 | 
      建築面積 | 
      高さ | 
      延床面積 | 
      主要構造 | 
      収容人数 | 
      設計 | 
      施工 | 
      管理 | 
    
      | 7270 | 
      2518 | 
      17.6m | 
      3095.56 | 
      鉄骨・ラメラ構造 | 
      - | 
      V.バラ、V.ルーディシュ、A.イエンチェク | 
      大成建設 | 
      大成建設 |