昨年10月、公共建築物木材利用促進法が施行されたことから、病院、図書館、学校などの公共建築物で木材を利用する動きが加速化している。たとえば、新潟県妙高市の新井小学校の新校舎では、妙高産の木がふんだんに使われている。教育委員会では、木の温かみを感じる校舎は児童のストレスを減らし、集中力アップにも役立つはずと教育効果に期待をしている。戦後、鉄筋コンンクリート一辺倒だった校舎が、地産地消推進や二酸化炭素削減促進を受け、国産材を使った校舎が徐々にふえてきているのである。