日本林業調査会 編 定価3000円
A5判400頁 1999年3月発行
ISBN4-88965-108-X
世界の森林づくりはどのようなコンセプトで なのか、アメリカ・カナダ・ロシア・中国・ ニュージーランドなど、主要11カ国を分析
目次
1 近年の一般動向 2 各国動向の特徴 フィンランドの森林・林業(藤澤秀夫) 1 国民経済と森林・林業の関係 2 森林面積および所有構造 3 森林の現況 4 林業の概要 5 林産業 6 行政機構 7 森林の管理制度 8 国有林 9 森林・林業、同関連政策および国有林の特色 スウェーデンの森林・林業(仁多見俊夫) 1 森林資源と林業の概要 2 林業・林産業とそのシステム 3 素材生産作業と育林作業 4 森林・林業と環境保全 おわりに フランスの森林・林業(沼田善夫) 1 森林資源と所有形態の概要 2 木材の生産と貿易 3 森林管理制度 4 環境保護対策 5 森林・林業の補助・税制 6 森林公社(ONP)の組織と事業 スイスの森林・林業(槙道雄) はじめに 1 スイス国の概要 2 森林の分布 3 森林の所有形態 4 スイスの森林-樹種とタイプ- 5 森林関係の法律 6 森林の再生能力と活力の保持および更新と育林方法 7 林業行政組織 8 林業専門家の養成 9 林業労働力-その推移と職業訓練- 10 公的林業事業体 11 種の多様性(生物多様性)とその保存林 12 野生鳥獣と狩猟 13 国民への情報提供と参画 14 森林の財政助成政策と収入源発見等の新たな試み 15 森林の蓄積量と収穫量および木材価格と路網、素材生産 16 林産物生産と木材貿易 ドイツの森林・林業(山縣光晶) はじめに 1 森林の概況 2 林業、林産業の現況 3 森林政策の基本的な枠組みと現状 4 森林政策の課題と方向 イギリスの森林・林業(鶴助治) 1 土地利用と森林・林業の概要 2 林政の展開 3 林業予算の動向 4 現在の施策 ロシアの森林・林業(柿澤宏昭) はじめに 1 ロシアにおける森林資源の動向 2 森林政策の動向 3 森林管理・施業の実態 4 林産業と木材貿易の動向 5 自然保護区 おわりに ニュージーランドの森林・林業(木平勇吉) はじめに 1 森林経営の特色と世界に占める役割 2 森林と林業の現状 3 森林行政組織の改革 4 人工林の施業方法 5 自然公園と森林レクリエーション 6 環境保全と森林政策 7 林産業と貿易 おわりに 中国の森林・林業(村嶌由直) 1 林業の行政組織 2 森林資源 3 森林の所有形態と経営 4 木材需給 5 木材生産と木材産業 6 計画統制から市場経済への移行-木材流通を中心に 7 森林政策の現状 アメリカ(餅田治之) 1 森林資源と森林所有の特徴 2 木材生産と木材需給 3 アメリカの国有林 4 森林のレクリエーション利用の動向 5 私有林行政の現状 カナダの森林・林業(植木達人) はじめに カナダの森林・林業の概要 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の森林・林業 1 森林の特徴 2 人口と林産業の特徴 3 土地区分および森林区分 4 森林経営の近年の流れ 5 Forest Practices Codeの実施と森林経営の実態諸外国の森林・林業