木育のすすめ
書籍の情報:海青社、山下晃功 原知子
2008.3.3、19cm
142頁、1314円
1章 木育と「木工」について
従来の「木工」の意味/木育と「新しい木工」/「新しい木工」と研究成果の関係
2章 従来の木材利用普及の問題点
生活者への視点の軽視/樹木を主体にした森林環境教育の実態/木材を主体にした木材環境教育の実態/木工教室は大盛況/啓発・広報・普及活動の
現実/木材科学・木材加工技術・木工が融合できないか?/韓国における幼児の木工学習プログラム/高齢者のための学習プログラム開発の必要性/女
性のための学習プログラム開発の必要性/女性木工インストラクターの必要性/木工学習プログラムなどのデータベース化と共有化/木工教室に専属イ
ンストラクターはいたか?/学社連携・融合はあったか?/日本木材学会「木づかいのススメ」の提言から
3章 木育のスタート
木育の語源/北海道での木育事例/国民運動としての「木育」/「基本方針」の中の国民運動「木育」/国民運動「木育」の定義/国民運動「木育」推進に必
要なもの/林野庁による「木づかい運動」
4章 木育が必要な社会的背景
木育と循環型社会の形成/子どもの生活環境/団塊世代とものづくりの復権/食育と木育/世界に誇れる日本の木の文化/達成感の必要性
5章 義務教育と木育
小学校低学年における木育とものづくり/小学校中・高学年における木育とものづくり/中学校における木育とものづくり
6章 高校・大学・生涯教育における木育
高校教育における木育 /大学教育における木育/生涯教育における木育
7章 木育に期待される学習効果
木を使ったものづくり教育の意義、効果/社会教育での木を使ったものづくり教育の優位性と木材の教育材料としての優位性
8章 木育の今後の方向性
森林・林業基本法及び基本計画と森林環境教育/森林環境教育と木育/木育における「木材利用」と「教育活動」/木育施設の充実とネットワーク化/全国
リサイクル啓発施設との連携と活用 /木育のもう一つの目的/国民の大多数は、「木の良さ」をすでに理解している?/木材を「調理」/伊勢神宮の式年遷
宮と持続可能な循環型システム
9章 木育学習プログラム
ワークショップ形式のプログラム/特別企画展「樹と木の物語」――児童・生徒・成人対象/木のおもちゃ、パズル、クラフト展――幼児・児童・生徒・成人対象
/木製家具、日用木製雑貨、木製インテリア、木質建材展――成人対象/全国木工体験施設情報展――児童・生徒・成人対象/教材総合展――生徒・成
人対象/木造住宅サイエンス&テクノロジーショー――生徒・成人対象/木工技術の診断――児童・生徒・成人対象/木育啓発のシンポジウムと講演会―
―成人対象/学習成果競技大会――児童・生徒・高校生・大学生対象/樹木と木を使ったものづくり形式のプログラム
10章 これからの理想的な木育実施のために
森林・林業教育と木育の連携の視点/森林・林業教育のフィールドと人材の豊かさ/森林・林業教育施設に「木育施設」をつくる/木工体験施設の初の全国
調査から/理想的な木育施設と学習内容
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