森と心
稲本 正 著
角川書店 /2800
本の表紙が楢材の合板で出来ており
インテリアにしたいような
オシャレな本
さて、内容は作者の経営するオークヴィレッジの
変化や現在の到達点をまとめたものである
作品、自然あふれる写真が
ふんだんに紹介され、
ウッド作品とそれを生み出す森の
共生写真集のようである
森と心
1・オークと王楢
エイジ・オブ・オーク 黒川辰秋と楢 王楢と彦左衛門
2・春のオーク
芽ぶき 匠の技が木を育てる 百年使う家具
3・夏のオーク
森の涼しさ サマー・セミナー 森林たくみ塾
4・秋のオーク
紅葉とドングリ 「木工名人位」 21世紀型未来素材
5・冬のオーク
雪の深さ 伝統工法 木造建築のデザイン
6・オークの繁み
森の博物館 もっともくつろげる空間へ 「ドングリの会」と自然環境教育
7・オークヴィレッジの道程
1地中のオーク
ある曇った日 原始物理をやめて何から始めるのか 内山峠から若栗峠の実験
双子の誕生と哲学の確立 修行時代と農家の納屋
2幼木のオーク
定着しない若者と経営危機 クラフト、建築に広げつつ立て直しを計る
教育の見直しと木の文化 本格的地方の時代は「エコミュージアム」から
マルチメディアと国際化時代に向けたオーク
8・オークヴィレッジ20年グラフィティ