目次
と奥付内容 著者 杉山英男 出版社 講談社 定価 640円 初版発行 昭和60年6月20日 第 1章 地震を知らない日本人 P13 地震の恐ろしさを知らないP13 「自分だけは」の心理 P16 大地震は必ず来る P18 大地震の揺れP20 地震予知には限界がある P23 第 2章 民家は地震に強いか P27 梁の下敷きになる P27 民家と地震 P30 北伊豆地震 P33 江間村P38 大黒柱式の農家は必ずしも耐震的でないP40 第 3章 農家の建て方 P50 鳥居式と大黒柱式の架構 P50 柱と梁の仕口P53 二段梁P61 シンシ梁 P64 大黒柱式の架構の原理 P72 第 4章 大黒柱は役に立つか P77 大黒柱式の農家と間取り P77 大黒柱式の農家はなぜ弱いか P82 大黒柱の存在意義 P91 江間村の農業被害の示唆するものP93 第 5章 農家は耐震的でないのか P95 大黒柱式の農家は耐震的でないと言い切れるか P95 江間村の被害 P96 地盤と木造建物の震害 P100 江間村の地盤 P105 水を吸うと草ぶき屋根は重くなる P114 北伊豆地震前後の降雨量P115 農家の年齢と被害 P119 第 6章 大工の木造とエリ-トの木造 P124 戦後強くなった木造住宅 P124 木造建築における二つの流れ P126 外人の見た明治初期の木造建築 P133 三角形不変の理 P137 市街地建築物法の公布 P139 第 7章 重い屋根葉はなぜよくないか P145 震度 P145 震度階級と木造 P149 重い屋根は地震に不利 P155 第 8章 どんな地盤が住宅によくないか P163 建物の固有周期 P163 建物と地盤の共振 P167 最近の木造建築の周期 P171 第 9章 地震との勝負は壁P178 筋かいと壁の実験 P178 筋かいの原理 P185 住宅の耐震設計 P192 耐力壁の長さの意味 P197 壁率の計算 P203 筋かいと緊結金物 P208 福井地震の教訓 P213 壁率の計算の生い立ち P216 落するモルタル壁P221 第 10章 壁が多いだけでは安心できないP224 壁率の計算における前提条件P224 壁の釣り合い良い配置P228 建物の揺れ P231 どのようにして揺れに抵抗させるかP237 吹抜けは問題である P241 第 11章 鉄筋を入れない基礎は張りぼて P247 張りぼての布基礎 P247 悪い地盤 P252 悪い地盤に布基礎で対抗 P257 土台と基礎の緊結 P268 第 12章 これからの夢 P270 なぜ戦後の木造住宅は強くなったか P270 将来の夢 P271 あとがき P277 関連参考図書 P279 さくいん P282