第1章 熱帯雨林とは 一・加速するアジアの熱帯林消失 二・熱帯林の消失がもたらすもの 三・熱帯林消失の要因とメカニズム 四・熱帯林問題解決への取り組み 第2章 東南アジアの森林事情 過去・現在・未来 一・タイ編 木材輸入国に転落した緑豊かな王国 二・ミャンマー編 守り抜かれた伝統の森林保続思想の国 三・ラオス編 岐路にたつ山と川の伝統的焼き畑社会の国 四・カンボジア編 内戦の混乱が影をおとす水と森の国 五・ベトナム編 戦火に消えた森の再生へ国際社会と手を結ぶ国 六・マレーシア編 先進国の仲間入りをしつつある優れた森林管理の国 七・インドネシア編 NGOの非難を浴びる東南アジア最大の林産国 八・フィリピン編 東南アジアでもっとも森林破壊の進行した国 九・ブルネイ編 国土の半分以上が原生林のまま豊かな小国 第三章 森林と人間社会の関係はいかにあるべきか 一・人工林はいけないのか スケープゴードにされるユーカリ 二・焼き畑が熱帯林焼失の元凶か 人口爆発と土地所有権 三・新しい森林管理システムとは東南アジアの森の未来
自然を読め!東南アジアの森