割り箸で森が救えるか?
森林国王・長野県からのレポ-ト
蒲 昌志著 銀河書房発行
1400円 1991年7月12日初版発行
第1章 割り箸は「森食い虫」か
1 「持ち箸で緑が守れるとは思わないけれど・・・」
2 たかが割り箸、されど割り箸
3 さまざまな持ち箸運動
4 戦前にもあった割り箸追放
5 割り箸は「森食い虫」か
6 たしかに丸太を使っているが
7 割り箸から人と自然のかかわりを見る
8 割り箸は熱帯林の消滅に一役かっているのか
9 そもそも割り箸って何だ
10 使い捨て文化と割り箸と森林と
11 割り箸論議の周辺
12 割り箸炭の作り方
13 小布施中学校の割り箸報告
14 割り箸の生産工程
第2章 (座談会)消費生活と森林の再生
1 象徴としての割り箸論議
2 「割り箸追放」よりも遥かに効果的な「紙の再利用」
3 建築材の浪費を防ぐ方法はリサイクルと長期使用
4 成金趣味が木を殺す
5 本物とにせ者を見抜く目
6 熱帯雨林の蘇生は十分に可能
7 日本の森林の80%は壊れたまま
8 流通システムとPR方法で国産材は外材に負けている
9 国産材は建売住宅には向かない
10 東京でオ-ダ-メイドが無理なら内装に多くの木を使う
11 多くの自然愛好者に行動を起こしてもらう
12 割り箸を使って緑を守ろう
第3章 林業の現状と展望
1 多角貸・活性化への試み
2 炭焼きの地場産業化
3 人工林ヒノキ銘柄化
4 林業の役割り
5 人工林の適切な管理
6 停滞する国産林
7 零細な経営規模
8 造林と間伐
第4章 森と暮らし
1 森林の昨日と役割
2 森林の恵み
3 物質資源と環境資源
4 木材と暮らし
5 木材利用の歴史
6 木材の魅力
7 学校林の今昔
8 軽井沢「どんぐり運動の会」
9 横川山
10 森林資源と水資源
11 緑と水の森林基金
12 矢作河水源基金
13 森林観光
14 上高地
15 森林浴発祥の地「赤沢自然休養所」
割り箸で森が救えるか?