木のはなし
若狭久男 著
皓星社 2500円
1981年9月20日発行
「木」自身が訴えたかったことを独断と偏見
と祈りを混ぜたもの。
わかりやすく、読みやすいものである。m木のはなし 文・写真 若狭久男
スギは日本一の木
スギが育つまで
木材としてのスギ
スギの悩み
歴史を支えたヒノキ
桧舞台のヒノキ
ヒノキの歴史と資源
ヒノキの性質と用途
ふやしたくない非木
木であって木ではないブナ
木ではなかったブナ
ブナ材とその利用
ブナの将来
日本のマツに明日はあるか
マツと日本人
嫌われてしまったマツ
マツ材のこと
美しくも哀れなカラマツ
カラマツ材の性質
これからのカラマツ
ミズナラは世界のナラ材
木材輸入国から輸出されるナラ
世界のナラ材
コナラのはなし
ケヤキは姿よし樹よし材もよし
けやけきケヤキ
根強い人気のケヤキ材
ケヤキの悩み
行く末気になる「木」のはなし
揺りカゴから墓場まで
見かけ倒しの森林国
海から穫れる木材
石油危機の次は木材危機か
森林のおいたち
思うにまかせぬ森林づくり
森林を育てる方法
森林の働き
森林との共存共栄
これからどうなる日本の木
木のはなし