植物の名前の話
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植物の名前の話
前川文夫著1800円 1981年1月25日初版第1刷発行
1982年4月10日初版第3刷発行 ㈱八坂書房
第1章 植物の語源の探求法について・・・
アケビとアザミとアセビの語源
第2章 アセビと馬酔木の名の話
第3章 ソバとタチソバ・・・語原の概念とその語源
第4章 桃の振興からみたモモの概念とその語源
1 桃の信仰
1)古代日本の桃
2)桃の威力
3)桃と葦と鶏との結びつき
4)桃の威力の神格化と桃板の変貌
5)桃の振興の日本への渡来とその変形
6)桃の代用植物の種類
2 モモの概念
7)モモとナシとクリ
8)モモの最初の基準はヤマモモ
9)粒面のモモと滑面のタマモモ
10)新米のモモ、すなわち桃
第5章 万葉のあずま歌の一背景
1 年越しの春?と門神
2 モモとニワトリとアシ
3 オッカド棒とモモの信仰
4 万葉集歌とモモの信仰
第6章 柏をカシワということについての民族植物学的考察
第7章 弥生武士器のふかし形態に付随する民族植物学的考察
1 食料をふかすための弥生武士器の三つ組セット
2 関連するイブキの植物形態学的な特徴
3 柏とカシワとの関連からする民族植物学的な事実
4 万葉集におけるカシワの漢字の使い分けについて
5 イブキの語源的な考察
6 イブキの現在の分布上の特異性
第8章 シコリの発掘
第9章 オシャグジデンダとエノキ・・・その民族と語源
第10章 カタカゴの正体
第11章 菜のつく名前若干について
第12章 実の三態・・・モモとクリとナシ
第13章 ミからビ
第14章 対馬の植物方言
第15章 植物の語源あれこれ
1 食用果実と食用貝との関連を暗示する名
2 赤の字のつく植物語源
3 小川由一先生と植物語源
4 タタラメという植物
5 コメに関連した植物語源・・・シャク、トボシガラ、タイトゴメ
6 イワタラとツチタラ
7 ソクシンラン、ノギラン、トウゲヒバの語源
8 タイトゴメとトボシガラの名の由来
9 ?という字のもとの意味
10 天然記念物?稿松の名について
11 チャランの語源
12 ヤマモモとフトモモの語源
13 カシワと柏餅・・・なぜ柏の字が使われるのか
14 Rafflesiaと燭???との土語の暗号
15 イチシとイタドリとの関連
16 タケニグサの語源
17 オクシモハギ(置霜萩)の由来
18 モモの仮説
19 クスドイゲの語源
20 カンコノキの語源私考
21 ナナメノキとクロガネモチの語源
22 リョウブの語源はソバノキか?
23 ツマトリソウの語源
24 シャシャンボの方言ワクラについて
25 イケマおよびその方言コサの語源
26 ツキネとオハギの語源
27 アブラガヤの語源
28 ビロウとアジマサの語源の紹介
29 ヒガンバナを石?というわけ
30 ヒガンバナの方言シロエ
31 シコリはアイヌ語である
32 モモというヤマモモの琉球方言
第16章 植物語源考
1 イブキ
2 コノテガシワ
3 ヒトリシズカ
4 カシワ
5 マテバシイ
6 コマクサ
7 ウツギ
8 サンカヨウ
9 チングルマ
10 ワレモコウ
11 アシタバ
12 ハナイカダ
13 クサレダマ
14 ナンバンギセル
15 クチナシ
16 ハマゴウ
17 オミナエシ
18 コウボウムギ
19 ギボウシ
20 ハクサンチドリ