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木の書籍
鎮守の森のルネサンス

鎮守の森のルネサンス

山田雅晴 著 ジュピター出版 

1200円

1995年8月8日 発行

地球的規模で森が急速に失われつつあり、 外面的な原因はさまざまですが、 その遠因は私たちの心に潤いをもたせ、 もう一度「心の森」をそだてたいという 思いからこの本ができました 鎮守の森のヨミガエリが、 荒廃した私たちの「心の森」の復興にもつながります 鎮守の森ルネサンス 1、 太古の人類はグレードスピリッツと産土の神を信仰していた 世界の先住民のグレードスピリッツが動きだした 自然崇拝は民族文化の原点 古神道のカミとは「隠れた霊性」という意味 スサノオノ命は植林事業の元祖 天使のルーツは正用の産土の神である 太陽の光が地球の生命を生み出した 世界に分布する太陽神の神話 ドラゴン伝説は「原初の霊性」の物語 神話には民族の原初の記憶からの『学びと励まし』がある 2、 鎮守の森の復興が産土の神の力をパワーアップさせる ニューサイエンスならぬ「ニューシントウ」が地球神道 産土神社はエネルギー・スポット『竜穴』に鎮座する 神は鎮守の森のヨミガエリにより、さらなる神徳をあらわす 神楽など伝統芸能のリバイバルで神人和楽の世界を取り戻せ 生命の根源である森を守るのが神社の役割 「生業即神業」が神ながらの生き方 鎮守のマツリはエコロジー運動をムスブ力がある 古代の神社は大自然そのものがご神体だ 村おこし・町おこしはまず鎮守の森の『神おこし』から 3、ふるさと神「産土の神」の大いなる働き 鎮守さまは現住所の守り神で、産土の神は生地の守り神 産土の神は人間の生死を、鎮守さまは生活をつかさどる ふるさとの産土神社に青い鳥がいる 里帰りではまず、産土の神社に参拝を 神仏は産土の神を通して、守護を与える 4、 神と先祖は大河のようにつながっている 死者が帰った「山」は産土の神の世界 仏壇は「祖先用の神棚」がルーツだ 葬式は悲しむべきものではなく、産土の神の元へ帰る喜ばしい出来事だった 先祖供養から、本来の『先祖祭り』へ 「近親者・先祖が迎えにくる」というのが臨死体験者の共通パターン 神霊に関しては『親近感』が大事な要素 5、 産土の神と先祖はあなたの「背景」になる 産土の神と先祖のことを「おかげ様」と表現した 小笠原流礼法では産土の神のお守りをもってお嫁さんは嫁ぐ 赤ちゃんは産土の神から授かった大切な宝物だった 森は「癒しのスペース」である 古代人は動物を『神の使い』にして共生をはかった 日本人は「天気」をあいさつ言葉にする 自然の運行が日常生活の規範になっていた 6、 鎮守の森で霊的防災のバリアーをはれ 地震は人を殺さない、人類が築いた文明が人を殺す 大震災のときに発揮された日本人の『道の精神』 教訓を生かし万全の備えを 生命体である地球は自らを浄化しようとしている 自分の地域を鎮守さまのオーラで包んでもらおう 地球文明の『夜明け前』が最も暗い 7、 自然崇拝とエコロジー科学が融合したハイパー・アニミズム時代へ 万物は『情報』をもつ存在である 地球神道は縄文の感性とエコロジー科学を融合させる 魂のヨミガエリと新たな国造りの時代に入った 8、 あなたの「心の森」を育てよう 森が滅びると、人類は滅びる 治山治水は「治山治海」であり、「治山治人」である 森と人をムスブのは「生産」体験 森は無数の生命形態が共存している 万葉の心で「鎮守の森思考」を持とう 「心の沙漠化」を防ぎ「心の森」を育てよう

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