第Ⅰ部 供木・献木
第一章 太平洋戦争と「軍需造船供木運動」
第二章 供木・献木「魁」の大ケヤキ
第三章 「率先垂範」する天皇・大社寺
第四章 「巨木挙つてお召しに応じよう」
第五章 軍需造船供木運動の全国的動向
第六章 官製「国民運動」の理想と現実
第七章 メディア・文化人の動員
第Ⅱ部──木船
第八章 木船に賭ける日本
第九章 木船造船所の数と分布
第十章 木船造船所の視察と業界の提言
第十一章 漫画家の『僕の木船見学』を読む
第十二章 木船は活躍できたか
第Ⅲ部──木の終戦
第十三章 伐採された木の行方
第十四章 伐採を免れた巨木・大木