小笠原隆三 著
西日本法規出版 /1700+税
樹木は環境悪化すると移動できる動物とちがって、 生きていくには、環境が適したところでなければならない。 巨樹、老樹が存在している事はそれなりに、安定していたのだろうと思う。 最近、自然環境の悪化が社会問題となっている。 これまで、人間は自然を欲望の対象と考え物として利用していくことが多かった。 その結果、自然のもつ回復能力、再生能力、再生能力をこえた 大気、水、土の汚染、破壊をひきおこすようになった。 そうした環境の悪化が人間の生活、生存も危なくなった。 近年、巨樹、老樹の枯死が多くなったそうだが、すぐに、 人間の生活や生存を危うくする環境悪化につながるわけではないが 他の生物に影響がでるのではないかと思う。
感想/横江道泰