森は生きている
富山和子 著
講談社 1262円+税
日本の国土の7割が森林です。そう!木の国なのです。
日本人と森林との長い歴史、森林の働き、
自然を守るとは、様々な角度から
とてもわかりやすくお話しています。
対象が小学中級からとなっていますが、
森林についての入門書におすすめの一冊です。
ひとくち解説
日本の国土の7割が森林でおおわれており、その森林の多さは、自然をまもるため様々な役割を果たしています。
森林には動植物や生物が数多く住み、落ち葉や枯れ木が腐り、肥えた土になり、その土が雨を吸収し、水を蓄えきれいな水を流します。そして、新たな緑が生まれていきます。
現在は、コンクリート製の建物が増え、水害等の被害が各地で見られます。もし地面が土ならば災害も減っていたはずです。
一度壊れた自然は、修復するのに長い年月がかかります。人の手で守っていかなければ壊れていくばかりです。
自然や森林を守ることは、地球上の動植物の暮らしに大きく影響しており、これからもまもり続けていかなければいけません。