樹木史譚 木をめぐる話の話
多様性 人と森のサスティナブルな関係
池田憲昭著 amazon
2640円 226頁 15mmx21mm
2021.3出版
目次
はじめに 〜「多様性」に導かれて
第1章 気くばり森林業
- 「林」と「森」
- 明治のパイオニアがドイツから持ち帰ったもの
- 私が「森林学」から学んだ大切なこと
- 次世代への想いやりから生まれた概念「サスティナビリティ」
- 世代間の契約
- 時代の異端児 ガイヤーとメラー
- 将来の木
- 人と森をつなぐ道
第2章 日本でこそ森林業を!
- ヨーロッパの人たちが羨む「豊かさ」と「多様さ」
- 日本が持っている宝物の「量」と「質」
- 日本の森に「新・幹線」を!
- 将来木施業と狩猟で「林」を「森」に!
第3章 地域に富をもたらす多様な木材産業
- 多様な原木は、多様な製材工場を求む
- 「連なる滝(カスケード)」と「葡萄の房(クラスター)」
- 優秀な職人を育てる仕組み 〜マイスターは現場の先生
- 木という素晴らしい素材が使える喜び
- 木で音をつくり、世界へ出かける職人
第4章 生活とレジャーの場としての森林
- いつでも気軽に「Shinrin-Yoku」を!
-「生きた里山」が観光資源
- 森の幼稚園
第5章 多様性のシンフォニー
- 樹木たちの声を聞く
- 脳のコーヒレント
- 「結びつき」と「探索」
- 心の羅針盤
- 尊厳
あとがき・謝辞
参考文献