神木探偵 神宿る木の秘密
本田 不二雄 (著) 駒草出版
255頁 1700円 21cm 初版発行 2020/4/10
目次
【第一章】いかにして神木となりしか
1 寄らばクスノキの陰
2 参詣道のランドマーク
3 歴史の一場面とともにある神楠
4 地蔵尊とともに生きる墓場の大クス
5 神木信仰のもっとも純粋な景観
6 一木にして鎮守の森をなす「天神さん」
7 神木スギのミステリー
8 鬼の刀が依りついた大杉
9 巨杉の下に集う御霊たち
10 魔と不浄を許さない門番
11 次元のちがう歴史が突如出現
12 女杉にして男女抱擁の相
13 丹沢の孤高の王
14 不撓不屈の余生
15 たらちねの姥神
16 村人の祈りを受け止める「依り代」
17 岩殿の上に立つ聖イチョウ
18 化け物も神獣も憑依
19 さまざまな物語を育むイチョウの老樹
20 スダジイの慈悲
21 異形の守護神
22 惚れ惚れとする雄姿
23 そしてシイノキは残った
24 野の大神
25 生と死の極致を見せつける野の大神
26 尋常ならざる由来伝承をもつ霊木
27 巨樹の懐から湧き出る生命の泉
28 参道の奥で待ち受ける神域のヌシ
【第二章】ゆきゆきて神木旅
29 難波の世界樹
30 近江の廃村と聖樹
31 隠岐・島後の怪樹
32 香取海とタブノキ
【第三章】こんな木を見てきた
33 山の魔物と12本の御印
34 みちのく堂ヶ平の御神体
35 巨木の里の救済者
36 萌えあがる仙境の主
37 異次元を思わせる生命
38 疫病神が祀られた神木
39 神社のはじまりの樹
40 ヤマタノオロチの化身
41 富士山のような御神木
42 奥の院入口の鳥居杉
43 北陸のウラスギ
44 荒ぶる観音の権化